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始まり

原材料:ここからものづくりは始まっていきます。無垢材は自然の物なので色味や木目(柄)、癖が全て違います。一枚の材料には節や割れもあり使える幅や長さも違います。それらを上手く生かしたり省いたりする見極めには経験と全体の形をイメージすることが大切です。限りある自然界の恩恵を無駄なく使う為の選別作業は最重要です。

製材・基準面作り

ホームセンター等で売っている材料とは違い材料の反りや曲がりは必ずあります。手押しカンナという設備で木目を見極めながら真っ直ぐな基準面を作っていきます。基準面がしっかりしていないと後の作業に必ず影響が出て、やり直しになる可能性があるので大事な作業です。

製材・厚み調整

基準面を元に必要な材料の厚みに整えて行きます。ここでも当然木目の見極めが必要です。

一般的にはあまり知られていないですが、ここまでの工程でもかなりの時間を必要とします。特に部品数が多かったり部材が小さければ危険も伴うので集中しないと出来ない作業です。

材料の正寸カット

前工程までの作業を一般的には木取りと言い、木取り時に少し大きめ大きめにカットしている材料を規定の寸法の幅、長さ、角度等に正寸で切り分けます。長さ、幅共に言える事ですが、特に角度は1度違うだけでも全く違う物になるので繊細に行わなければいけません。

曲線カット

曲線が必要な場合はこの帯ノコ(バンドソー)と呼ばれる設備で切り出していきます。曲線を指定の状態にカットするのは非常に難しい作業です。

ホゾ穴、ダボ穴加工

強度の面もありますが、見た目の美しさの為には見える部分でのビスで固定を避けたい所。部材が組み合う両側に寸分違わない穴開け加工をし、組み合わせの基準を作ります。ビス固定に比べ何倍も時間が掛かりますが仕上がりの美しさの為には手は抜けません。

木工旋盤(木工ロクロ)作業

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研磨作業

家具の仕上がりの印象を決定付ける研磨作業。部材の大きさ、形状によって様々な設備を使いこなし進めて行きます。同じ形状でもまとめて出来る訳ではないので、ある意味最も時間のかかる作業工程です。また研磨の仕上がり度合いは完全に手肌の感覚で見極めます。

テーブルの天板など大きな平面を研磨する時に使用します。帯状のサンドペーパーから手に伝わってくる感覚に神経を集中させて削り具合を調整、判断していきます。

曲面を素早く綺麗に仕上げる為には欠かせない設備です。こちらは回転する研磨紙の方に部材を当てて削っていきます。部材の形状を的確に把握し、自在る事で操り削り具合を調整していきます。まとめて出来る作業ではないので部材一点一点丁寧に時間を掛けて作業していきます。

組立作業

上記の作業を場合によっては何度か繰り返しようやく組立できる状態になります。組み立てるにも順番があり間違えると形に出来なかったり、後での手間が何倍にも膨らんでしまうので、設計段階からどう組み立てていくかも考えて置く必要があります。

組立てた後に最終の調整作業を行います

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代表的な流れだけ追ってきたのでつくる物によって細かい作業はこの他にも多く存在しています。

全ての作業内容を把握し、デザイン、設計の段階から最終仕上げまで一貫して自分で行っているからこそ全体がスムーズに進んでます。

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